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エラーの原因は?

誰でも簡単に使える非接触ICカードですが、少し使い方を間違えると誤作動を起こします。
使う側の人為的ミスの場合もありますし、システム自体の固有の問題による場合もあります。
いろいろな要因が重なって改札エラーが発生するので原因をひとつに特定するのはむずかしいのですが・・・。

2枚以上のICカードがある場合、どちらのカードで認証・清算するのか判断できない。

2枚以上のICカードがある場合、干渉し合い必要な電圧を確保できない。

リーダー・ライターから発生する磁界が周囲10cm程度しかないため、カードが少しずれたら読み取れない。

磁界の中でICカードが動いていたり、カードが滞在する時間が極端に短いとデータのやり取りが行えない。

ICカードに金属質が接していると磁束を利用しての起電力が得られず通信できない。

ICカードがリーダー・ライターにあたる角度が適当でない

などをはじめいろいろな理由が考えられ、
これらのうちひとつあるいは複数の原因が重なった場合に改札エラーが発生し、改札を通れないという状況になります。
ただし、IC乗車券が2枚以上重なっている場合は、それだけで改札を通過することができません。


2枚の非接触ICカードが同一磁界内にあると干渉により正常に読み取ることができません。

改札リーダー上に発生している交流磁界のイメージになります。


反応が不安定な場合

お使いになっているICカード乗車券の発行時期、他のICカードの混在による影響、
あるいは利用している交通機関の改札機の仕様の違いなどにより反応が不安定になる場合があります。

平成21年3月以降に発行されたSuicaやPASMOをはじめとする各ICカード乗車券をご利用の場合、
従来タイプのカードと規格が変わったことから通信性能が上がり高感度になっています。

※一部の交通機関で改札リーダーの出力の違いによって反応が不安定になる場合があります。



対応策

これらの原因で「枚数超過」などのエラーが発生する場合は以下の方法でご使用ください。

1.改札リーダーに近すぎると逆に反応が不安定になることがあります。
  リーダーから常に2cm程度離してかざしてください。


2.パスケースを改札リーダーに対して横方向に向けてかざしてください。
  横向きにかざすことで改札リーダーのアンテナとの結合が強まります。


また、バス車内でご利用の際は、バス会社によっては 車内に設置されたカード・リーダーの出力が弱いためICカードが反応しない場合もあります。 現在、奈良交通の発行する「シーカ(Ci_Ca)」などで症例が報告されてます。 このような場合は取り出してご使用下さい。








※ 「Suica(スイカ)」はJR東日本の登録商標です。
※ 「ICOCA(イコカ)」はJR西日本の登録商標です。
※ 「PiTaPa(ピタパ)」はスルッとKANSAI協議会が提供するIC決済サービスです。
※ 「PASMO(パスモ)」は株式会社パスモが発行・運営するICカードによる決済サービスです。